これまでの歩み

アトリエ
ムーンラビットの
これまでの歩み

お客様の「あったらいいな」を形にして
笑顔になっていただきたい。

そんな思いで製作を続けている
アトリエムーンラビットの
これまでの歩みを綴りました。

ハンドメイドとの出会い

最初のハンドメイドとの出会いは、八王子の片隅にある大学に通っていた頃です。通学途中のショップで「編み物」と出会いました。ひと目ひと目編んでいくごとに形ができあがっていくのが楽しくて、当時夢中になって作っていました。
そのうち「もっと人と違う、オリジナル作品を作りたい!」と思うようになりました。もともとやりだしたらとことんやるタイプの私。そこから独学て試行錯誤しながら、自ら製図を引いてオリジナルデザインの作品を作れるレベルにまでなりました。娘のために当時流行っていたセーラームーンの編み込みセーターを編んだこと、娘にすごく喜んでもらえたこともうれしい思い出です。
思えばこの頃から「人とは違うものを作りたい、まわりの人に喜んでもらいたい」という想いがあったように思います。

アクセサリー製作のきっかけ

きっかけは、お気に入りのイヤリングの片方をなくしたときでした。編み物以外にも様々なハンドメイドの経験があった私は、このとき「材料さえあれば、また作り直して使えるのに…」と思ったんです。とても気に入っていたし、やっぱりこのままお蔵入りにしたくない!この気持ちが私のハンドメイド心に再び火をつけ、アクセサリー作りをスタートしました。
アクセサリー製作を始めてみると、私のまわりにも同じように「片方なくしちゃって…」「一箇所だけストーンが外れちゃったの」といった理由で、泣く泣く手放した経験を持っていらっしゃる方が多いことに驚きました。
「こんな感じでいいなら似せたデザインに作れますよ」「手持ちのこのストーンがはまりそうならお直ししましょううか?」
こんな感じでちょっと特殊なご依頼を受けるうちに、口コミでご紹介いただくことが増えていきました。

お客様の笑顔が見たいから

ある日、お客様から「このブレスレット、キラキラにできる?」といったご相談をいただきました。一般的なクリエイターは、自分で仕入れていない材料は素材がわからないこともあり、あまりこういったご要望は受けないことが多いようですが、私は二つ返事でお引き受けしました。お客様に喜んでいただきたかったんです。
私がアクセサリーを作るのは、お客様の笑顔が見たいから。キラキラアクセサリーを身に着けて、気持ちも日常も豊かになってなってほしいから。そうすることで私自身も心が潤い幸せな気分になれるんです。
ありがたいことに、現在は既存デザインのオーダーご依頼の他にも、ちょっとアレンジしたオリジナル作品オーダーや、世界にひとつしかないフルオーダー製作のご依頼もいただくようになりました。もちろん、アクセサリー作りのきっかけとなった特殊なお直しのご依頼も承っております。
お時間はいただきますが、お客様おひとりおひとりと丁寧に向き合い、心の通った関係でありたいと常に思いながら、日々製作を行っています。

atelier MoonRabit 桑原 法子